最初の異変:いっちゃんの手足口病
2022年8月。
いつものように保育園へお迎えに行くと
【手足口病が流行っています】の文字。
帰ってからいっちゃんの足を見ると
ぽつぽつと赤い発疹が。
これはもらってきたかなー
そう思っていると、その夜には37.9度の発熱。
次の日にクリニックを受診し、
【手足口病】との診断。
保育園の洗礼だよね、、
このときはその程度に思っていました。
まさかの悪化… 広がっていく症状

それからお薬を飲みながら自宅で過ごすも、
なかなか下がらない熱。
ひどくなっていく発疹。
何かおかしいと思い、3日後にまたクリニックへ。
採血することになり、採血をしてもらうと、
赤血球 300×104/μL
ヘモグロビン 8.0g/d L
血小板 0.8×104/μL
好中球 106/μL
全ての血球が少なくなっていることが分かりました。
そして、すぐに総合病院へ紹介となりました。
ついに入院へ

総合病院でも採血をされ、やはり赤血球、白血球、血小板の値が低く、
すぐに入院になりました。
紹介された総合病院には、ラッキーなことに血液を専門としている小児科医がいました!
(地元はド田舎なので、そもそも小児科医自体が少なく、これは超ラッキー)
かなり不安な中のこのラッキーに少し安心していました。
このとき、先生から言われたのは、
原因として考えられることは2つ。
「手足口病のウイルスが悪さして血球が少なくなっている」
「別の難病がある」
詳しく検査しなければ、確定はできないため、
翌日に骨髄検査をすることになりました。
この日は、先生から言われたことが
ぐるぐると頭の中でめぐり、
スマホで検索しては
「白血病」
「再生不良性貧血」
の文字。
怖くて、不安で、涙が止まらなくなり、
眠れない夜を過ごしました。
検査結果が出る。その内容は…

骨髄検査の結果、先生から言われたのは、
【先天性な疾患ではなく、手足口病による血球減少】
骨髄検査では、血液を作っている細胞が少なくはなっているけど、
全く作られていないわけではないとのこと。
手足口病の細菌と闘うために、マクロファージが細菌だけではなく、
自分の血球までも食べてしまったことと
それに対して血球を作るスピードが追い付かなくなったためだと説明されました。
先生の言葉に私は心底ほっとしました。
手足口病が治れば元に戻るんだ…
本当に良かった。安心した…
そう思っていました。
この診断が後々、私たちを苦しめることになるのはつゆ知らず、、
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